コンサルタント紹介

高山勇
高山 勇 Isamu Takayama ディレクターコンサルタント
食品トレーサビリティシステム標準化協議会 会長

経歴

  • 兵庫県立香住高校水産製造科卒業。
  • キユーピー株式会社仙川工場工務課入社
    挙母工場、五霞工場にて自動制御、ロボット制御、パソコンによる工程管理システム開発
  • その後本社技術開発部勤務にて全工場FAシステム自社開発導入
  • 工場事故未然防止システム、工程管理システムの自社開発と関連60工場以上への水平展開
  • 事故未然防止、工程管理システムにて特許取得し「QITEC」として商標登録
  • FAシステム、事故未然防止システム、工程管理システムを総合的にDB化した事で、トレーサビリティシステムが完成された
  • 現場改善による作業者の心の負担を軽減したシステムの結果で迅速なトレーサビリティが可能になった事で行政、大学、各食品企業から多くの講演依頼
  • 多くの食品企業からの要請があり、社内での成功実績を踏まえ「QITEC」の外部企業への販売開始
    現在この「QITEC」システムは食品、化学等各工場で120以上のシステム導入実績
  • 医療行為支援システムを自社開発で行い整形外科病院にシステム導入を行い好評を得る
    このシステムが日経新聞に掲載され、その後NHK「おはよう日本」にて放映される
    現在この応用システムにて国内で750以上の病院でリストバンドによる医療行為支援システムが稼働中
  • 各種委員実績
    消費財メーカー履歴遡及及びシステム調査研究会 委員
    国際標準化GS1―128コード体系の推進とガイドライン発行
    農林水産省トレーサビリティシステム協議会システム課題検討委員
    食品トレーサビリティシステム標準化協議会副会長(継続中)
    FTP研究会 委員(農産物生産⇒物流の履歴遡及実証試験)
    国際標準バーコード(GS1DataBar)活用検討委員会 委員
  • キユーピー株式会社定年退職にともない「ITサポートシステム」を設立

コンサルティング分野

1)工場FAシステム

商品開発、原料・資材購買管理、製品配合、生産管理等の基本となるコード管理、生産計画、品質管理
工程管理等の総合的な食品工場のシステム再構築。

2)生産設備と上位システムとの連動

経理、財務、物流システムと現場生産システムとネットワークする事により、人員削減、入力ミス削減、リアルタイム化を実現し、現場作業者の心の負担を軽減し「わくわくした現場」の実現。

3)トレーサビリティシステム構築

商品から生産、原料を遡及するトレースバックと原料から生産、物流を追跡するトレースフォワードを迅速に行うシステム構築。
成功の秘訣は現場目線で作業者が使いやすく喜ぶシステムであること。

4)国際標準化GS1-128コード体系の導入

食品企業は大量の共通原料、たとえば塩、砂糖等を購入しており、これらの荷姿原料1袋毎に製造日、賞味期限、JANコード、ロット等を納入先別に印字する事は不可能であり標準化されたコード体系で印字を生産時点で行っておけば、どの企業でも使用時このコードを読み取る事で事故防止、トレーサビリティシステムを構築できる。
食品は輸入、輸出が大量、複雑であり国際標準化コード体系で実用化する必要がある。
現在講演等を通じこの標準化コード体系の重要性、内容説明を行い、食品業界全体への普及活動を積極的に行っている

5)対象業種
  • 製造業(特に原料を小分け、秤量、調合を行う複雑な作業現場)
  • 流通通小売業(国際標準化GS1-128コード体系の応用技術)
  • コンサルティング実績

    1)大手食品メーカへのシステム提案、導入実績多数

    2)大手ラベリングメーカの全国各地フェアでの実績導入講演

    3)韓国大手食品メーカでのシステム導入実績

    4)「日本の情報システムリーダー50人」
    ビジネス戦略とIT活用の実例 監修 小尾敏夫
    発行所 ソフトバンククリエイティブ株式会社 2006年に掲載される

    著書
    「現場改善から生まれたトレーサビリティシステム」 わくわくする現場改善38年の歴史
     キユーピー株式会社 高山 勇 発行元 日本工業出版

    書籍・論文

    現場改善から生まれたトレーサビリティシステム
    現場改善から生まれたトレーサ
    松林 光男
    高山 勇
    日本工業出版
    2,640円(税込)