経歴
- 東海大学 経営工学科 卒業
(1)日本SDC(7年)
新入社員として入社。長期信用金庫とSDC(米国ソフトウェア開発会社)の合弁会社
宇宙開発事業団(NASDA)のロケット(CS-2,BS-2,GMS-2)のプログラム開発
主にロケット打ち上げ後の、軌道シュミレーションプログラム開発を担当した。(メンバー1人のみ)
SDCのSEからの指導を基に開発を進め、実際の運用で使用された。
ロケット開発会社として
日本電気(NEC):CS-2;通信衛星
東芝:BS-2;放送衛星
三菱電機:GMS-2;気象衛星
富士通、HPなど大手企業が参画していたプロジェクト。
(2)株式会社コメット
有志5名で新会社立ち上げ。15年で退職。
主に日本HP(ヒューレットパッカード)のシステム開発を担当
最終ユーザ:日産自動車(各種実験システムの開発)、日本ビクター(製造工場における品質管理ラインの開発)など
(3)株式会社グフィー設立(代表取締役)
株式会社CSK、ミツイワ株式会社を主要取引先としてシステム開発を手掛ける。
最終ユーザ:マクドナルド、丸八真綿、ユニマット(クレジット部門)、Excite(オンラインチケット予約システム開発など)
自社開発商品:Youtube、Googleストリートと同じ機能を同サービスより先に開発してサービスを開始したが、有料の為、頓挫。
(4)株式会社クリフ(代表取締役)
中堅システム開発会社のITコンサルタントとして従事。
エンドユーザと直接契約による新基幹システム導入の客側PMとして従事。
(5)株式会社キュリオIT(代表取締役)
2021年1月21日会社引継ぎ。エンドユーザの情報システム部門のコンサルタントとして従事。
主要プロジェクト
(1)日産自動車
日産自動車・テクニカルセンター(厚木)のSEコンサルとしてすべての実験システム開発に10年間従事。
風洞実験以外は、すべての実験システムの開発に関わり、開発手法やプロジェクト推進アドバイス等を
日産IT担当技術者へ指導した。
(2)日本マクドナルド株式会社
CSK社員として従事。プロジェクト規模300名体制。CSK社内教育担当及びデータベース設計管理者として情報システム(経営分析系)の開発担当。
開発側上層部としてプロジェクトマネージメントにも参画。CSK PMOに対するアドバイザーとしての役割も担う。
(3)丸八真綿
生産管理、クレジット回収システム(クレジット部門)の開発。その他のサブシステムは、CSKが担当。
CSK担当分は、失敗。弊社側受注システムのみ成功でユーザから高評価を頂いた。
(4)マツダ自動車
設計工程のGUI部分の開発。技術的にNECがギブアップしたPC上での新車開発の全設計工程の可視化を新規に開発。
設計の進捗状況及びプロッターへの工程印刷(20m)など特殊な機能をマツダ技術者と共同で開発。
(5)UDI確認検査株式会社
建築物の確認検査をWeb上で受付を行うシステム。IBM等の大手開発ベンダーが失敗して開発できなかったWebシステムの開発導入支援などを行う。
この業界では、最先端の開発となっている。SECOMも認証局の運用の通信方式などは、ここで設計した内容に基づいてサービスを展開している。
(6)岩城造船における入退出監視システム開発
課題:製造工程と外注管理
先ずは、造船(6万トン貨物船)の開発工程改善を実施して製造40日を25日まで圧縮。
現場作業環境改善などのアドバイス等による。1船40億円の為、効果絶大。
外注管理に関しては、作業員(正社員以外に外注が毎日船で数百人出勤してきてタイムレコーダで打刻している)なりすましの外注が、相当いるのをわっかているが見破る方法がなくて困っていた。
小さな島の為、インフラの構築(実際のWiFiの設計から敷設)、入退出ゲート(監視カメラ、ICタグリーダ、ノンストップPC)を設計し、連動するアプリケーションの開発を行った。
大手造船会社(三井造船など)も参考のため視察に来るシステムとなった。
導入から現場責任者等への運用指導まで行い。なりすましが、まったくいなくなり、月に1億円以上のコストセーブに寄与した。現在も稼働中。
(7)PMに対する教育
富士通のSDEM21(システム開発標準工程)をベースにPMの育成に従事。
CMMI等も含めてPMの基礎知識の教育とプロジェクト進捗管理を主な作業としていた。
7年間、多くのPMを指導。
(8)エンドユーザ依頼による新システム導入支援PM作業
知人からの依頼により新システム導入に際してのユーザ側に立ったプロジェクトマネージメントに従事。
システム化構想、システム化計画~導入支援までをコントロール。
ベンダー選定に関してもエンドユーザを指導し実施。
販売管理、生産管理、原価管理、物流管理、自動倉庫制御、勤怠管理、人事給与、会計(一般会計と財務管理)、Dataware Houseをすべて一新するプロジェクトとした。
開発ベンダーは、NTTデータ、ミツイワ(サーバ、ネットワーク再構築)、リコー(PC導入)、日本SI研究所、など10社をすべてコントロールした。要件定義から1年半で本番稼働し、現在も正常稼働中。
<導入パッケージ>
・MC frame(販売管理、生産管理、原価管理)
・Galileopt(財務会計、人事給与)
・TimePRO-NX(勤怠管理)
・自動倉庫制御システム(オーダーメイド)
・検品君(出荷管理・出庫管理・棚卸管理)
・ListWorks(電子帳簿保存)
・TranForAnys(キヤノンITソリューションズ EDI連携)
・ポケット給与(給与明細配信)
・販売計画入力補助ツール(MC frameの販売計画入力補助ツールとして導入)※1
・ファームバンキング入金消込ツール
(全国信用金庫でも使用している入金消込システムをカスタマイズ)※1
・勤怠入力補助ツール(TimePRO-NXの使い勝手の悪さを補完するツールを導入)※1
※1:これらのアプリケーションは、キュリオITで設計・監督を行いグループ会社が開発した。
・DrSum,Motionboard(情報分析)
DrSumは、基幹システムとの連携用データベース、Motionboardは、集計表、各種グラフ出力。
今まで営業が、1週間かけ集計して報告していたものを前日分までを集計し、即時閲覧できるようになった。経営者はもちろん、営業本部、生産本部、管理本部ごとのメニュを用意してデータ分析が容易にできるようになった。
エンドユーザのMotionboardの使い方の教育、各部門ごとの集計方法、グラフの作り方等、
エンドユーザが自力で出来るように設計~構築、運用方法までを指導した。