コンサルタント紹介

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水野 俊広 Toshihiro Mizuno シニアディレクターコンサルタント
明治大学 経営学部 客員教授 (マーケティング、2014年4月~)
異文化経営学会 会員
日本マーケティング学会 会員
グローバルマーケティング学会 会員

経歴

  • 東京外国語大学 外国語学部 ドイツ語学科卒業
  • 1971年 日本航空株式会社入社
  • 主として本社マーケティング、経営企画部門で活動した。
    国際旅客本社において太平洋線の路線収支大幅改善(年間100億円超)をはじめJALパック(旅行会社)においてはパッケージ旅行の売上を大幅に拡大、又パンフレット経費削減にも貢献。 2001年~2004年にはNY支店長として 東海岸16州を統括し、MLBの日本チャーター便を獲得した。
  • 2008年からは ブルックスブラザーズジャパンにおいて マーケティング、経営企画のコンサルティングを行い オフィシャルHPの立ち上げ、機内販売の開始等の実績を上げた。

コンサルティング分野

1)マーケティング戦略
  • ブランド戦略(ポジショニング、価値再構築)
  • コミュニケーション戦略(オンライン、オフライン)
  • CRM戦略(会員組織運営、ロイヤルティマーケティング、分析手法)
  • 販促活動計画(店舗販促、オンライン販促)
  • チャネル戦略(新規開発)
  • 宣伝・PR(代理店選定、メディア戦略)
2)経営計画
  • 経営計画(企業理念、目標、中期計画、単年度計画)
  • 経費削減、効率化

コンサルティング実績

*2008年1月から2013年12月まで6年間にわたり(株)ブルックスブラザーズジャパン社と業務受委託契約を締結しマーケティング(3年間)、経営企画(3年間)のコンサルタントとして活動した。

マーケティング

●会社全体のコミュニケーション戦略の立案・実行

  1. 代理店の選定(競合方式により、より実戦的な小規模広告代理店を指名)
  2. PR活動の強化 (新しいPR代理店を選定) → メディア露出の増
  3. オフィシャルHPを立ち上げ (2008年11月)
    → 中心的かつコスト効率のいいメディアとして機能中

●CRM戦略の立案・実行

  1. BBカード会員調査の実行
    (会員の購買実績の分析、ウェブアンケート、フォーカスグループインタビュー等)
  2. 上位会員への働きかけの新スキームの立案・実行
    (上位会員を2Tier化、ポイントアップ施策)
    → 年2回の上位会員へのDMにより 年間7~8億円の増収となる

●店舗サポート活動の強化

  1. 新規オープン店舗の販促活動により名古屋、福岡、丸の内のオープン後の売上げ確保に貢献
  2. 販促計画の立案・実行
    CRM戦略と連携させ売上げを確保するための計画を実行しPDCAサイクルを確立

●新規販売チャネルの開発

  1. 日本航空の機内誌においてネクタイの販売を開始(2009年3月~)
    3年間で14千本の実績。マフラー、ベルトに商品を拡大。
  2. JALカードとの提携によりカード会員の売上げを拡大。初年度 115%。
  3. EC( Eコマース )事業を 2009年8月に立ち上げ
    → 現在 年間 約3.5億円の事業に成長

●宣伝活動の強化

  1. 業界紙( 繊研新聞 )で3年連続の広告賞受賞。
  2. 2011年はグランプリ大賞受賞。

●経費の削減

  1. ショッピングバッグ等の作成コストを競合方式により削減
    → 年間 約1億2千万円の削減を達成
経営企画

●ブランドについての基本戦略の再確認と事業戦略への組み入れ

  1. アメリカ本社と連携しブランドの理念、ポジショニング、キャラクター等ブランドについての基本的な考え方を再確認した。
    それを社内に徹底周知させ事業運営に取り入れ、日本市場におけるブランド価値の向上に貢献した。

●各年度の経営計画の立案・実行
― 意思決定プロセスの明確化と経営幹部による情報共有

  1. 売上げ予算、チャネル計画、マーケティング計画、人事計画、システム計画等をとりまとめPPでの確認と社員への説明を実行した。
  2. 決裁票を導入し、重要事項の決裁に関するルールを確立した。

●店長会の運営改善

  1. 年2回の全国店長会の運営を全面的に改め 本社方針の明確な伝達と店舗とのコミュニケーション強化を行った。(各部方針のPPによる説明と事後のメールによる知らしめ)

●中期計画の立案・実行

  1. 売上げ、利益目標の設定。それを達成するための 販売計画、チャネル戦略、マーケティング戦略、システム戦略などの策定。

●アメリカ本社とのコミュニケーションの強化

  1. 年間・中期の事業計画について アメリカ本社への提示
  2. アメリカ本社主催の全体会議への出席
  3. 英語版 BBJ組織(業務分掌と実名・写真チャート)の作成
  4. レポート類の見直し( 効率化、重要情報の追加 )

●基幹システムの活用・浸透

  1. 従来全く活用されてなかった基幹システムの活用を促進した
  2. システムから得られるデータに基づいた販売計画の実行により 特にアウトレットにおける粗利率を大幅に改善した。

*2014年4月より ザ・パック株式会社(紙製品の製造販売)において マーケティング戦略および経営全般におけるコンサルティングを行っている。